HubSpotの基本的な使い方から現場ベースのナレッジまで、HubSpotに特化して情報をご提供します。
どんどんコンテンツを追加していきますので、ご期待ください!

  1. Penseesトップ
  2. How to HubSpot
  3. HubDBで行の並べ替えを行う
CMS Hub

HubDBで行の並べ替えを行う

HubDBはとても便利なツールですが、本記事執筆現在でまだ少し痒い所に手が届かないこともあり、そのうちの1つとしてHubDB管理画面上で行を並べ替えできないことがあげられます。

ここで並べ替えを行い、ページへの出力時もその通りの順番で……とできれば本当は1番よいのですが、残念ながらそこまではできません。ただし日付列を作成することによってページ出力時の並び順を制御することはできますので、その方法を解説します。

【2022/01/31 追記】
記事執筆当時は日付での並び替えしか確認できていましたが、現在は単純に数値列にて並び替えが可能です(文字列列でも同じく可能です)。

目次

日付列を作成し、各行で設定する

既に触れましたが、ページ出力時に並べ替えを行うには予め「日付」列を作成します。本来の日付の用途と混同しないため、私は列ラベルを「日付(並び替え用)」とすることが多いです。

日付列を追加した様子
日付列を追加した様子

日付列の追加が完了したら、ブログ記事を出力する際の「最新記事から表示」という形と同じように、各行に適宜日付を割り当てていきます。なおHubDBへのアクセス時に、昇順/降順を切り替えることも可能です。

各行に日付を設定した様子
各行に日付を設定した様子

フィルタ条件を指定してHubDBにアクセスする

各行に日付値の設定ができれば、あとはHubDBにアクセスしてデータを取得するだけです。HubSpot CMS上のテンプレートでの使用であれば、 hubdb_table_rows関数 を使用します。hubdb_table_rows関数は次の通りの書式になっています。

      hubdb_table_rows(テーブルID, フィルタ条件)
    

このフィルタ条件に、日付を使用したソート条件を指定します。詳細についてはHubDB APIの Get table rows ページにまとめられていますが、手っ取り早くいってしまえば次のように記述します。

{% raw %}
<ul>
  {# ‘date’はHubDBテーブルの列名 #}
  {% for row in hubdb_table_rows(1051109, "orderBy=date") %}
    <li>{{ row.name }}</li>
  {% endfor %}
</ul>
出力結果
<ul>
  <li>株式会社A.KA Tokyo</li>
  <li>パン食普及協議会</li>
  <li>特定非営利活動法人 難民を助ける会</li>
  <li>公益社団法人 日本缶詰協会</li>
  <li>AvanStrate(アヴァンストレート)株式会社</li>
</ul>

ただしこの結果は、日付が古い順から出力されています。順序を逆にするには、HubDB列名の頭にマイナスを付けます。

<ul>
  {# ‘-date’とする #}
  {% for row in hubdb_table_rows(1051109, "orderBy=-date") %}
    <li>{{ row.name }}</li>
  {% endfor %}
</ul>
出力結果
<ul>
  <li>株式会社ロイヤルホテル</li>
  <li>株式会社ジャパンタイムズ</li>
  <li>医療社団法人ゆみの</li>
  <li>株式会社 アバン アソシエイツ</li>
  <li>一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR/クレア)</li>
</ul>

この方法に関してはもちろんテンプレートのhubdb_table_rows関数だけでなく、HubSpot APIにURLでアクセスする際も同じです。

MAIL NOTIFY

パンセへのご相談はこちら

HubSpotお役立ち情報 コツや使い方をご紹介します!

POST SEARCH

    RECOMMEND

    CATEGORY